Monthly Archives: 5月 2012

2012/05/21 · 11:04 PM

Shimokita Night Train Vol. 4 – Sapporo VS Tokyo Special

ご無沙汰しちゃいました。いろいろあるのですが、兎にも角にも告知から。

下北ナイト・トレイン Vol.4　Sapporo VS Tokyo Special
6月17日（日）
@下北沢Barメンフィス兄弟。
東京都世田谷区代沢5-6-14　前田ビルB1A
（Basement Barの先、バーミヤンの向かいのビル地下）
Tel 03-5486-3461
open 19:00~23:30
admission : 1000 Yen (1ドリンク付き)

Special Guest DJ:
Sally (Hidden Charms from 札幌)
DAN (The Great WILD CHILD Show from 室蘭)

Guest DJ:
KAZEGG (ex. Lost & Found London)
MOTOI
寺島 英知郎
Matsui (SWANK)

DJ :
関口　弘 (SWANK)
本間　勝

Black Rockers | R&B | Blues | Doo-Wop | early Soul
plus Tittyshaker | Popcorn | Exotica

オブスキュアなブラック・ミュージックの深遠なる世界を称えるべく発足したイヴェント『下北ナイト・トレイン』。第四回にして北海道から強力なゲストをお招きいたします。
札幌の重鎮Kazzy Wheelman主宰の『Hidden Charms』より、北を代表するスーパー・キュートなフィメイルDJ・Sally、日本初のPopcornイヴェント『The Great WILD CHILD Show 』を運営しつつ日々45s収集に奔走する男、Danが急遽出演。トップクラスというべき二人のDJプレイを都内で体感出来る貴重なチャンスです。是非ともお見逃しなく。
迎える東京勢も負けてはいられません。Keb Dargeの『Lost & Found』出身のKAZEGG、MOTOI、寺島英知郎、そして札幌『Teenage Babylon 』時代の盟友松井といった、一癖も二癖もあるディープなセレクターが集結。本年度、東京で最も濃密な一夜となること間違いないでしょう。
また、今回はかつての「ブラック・ミュージック」だけの括りでなく、Tittyshaker/Popcorn/Exoticaといったサブジャンルを視野に含め、これまで以上にバラエティに富んだ音楽空間をお届けしたいと思っております。6月の17日、カレンダーのチェックはお済みでしょうか？　それでは皆様のお越しを心よりお待ちしております！

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2012/05/12 · 5:46 PM

New Items 5/12

お待たせしました。新着アップ完了です。以下おすすめ盤のサウンドクリップをまとめました。タイトルに商品リンク貼っております。

Doug Wray – Goose Bumps

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言っているそばから入荷しました。Mad MIke fave!!　やはりこの奇声エフェクトは異常。Link Wrayファンはどうぞ。

Eartha Kitt – Honolulu Rock And Roll

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Moon Mullicanで御馴染みのナンバーのカヴァーです。

Hugh Barrett And The Victors – Got The Bull By The Horn / There Was Fungus Among Us

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ロカビリー～ロックンロール・ダブルサイダー。とにかく盤質に自信あり。奇麗なディスクは滅多に出ません。

The Reveliers – Part III

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これも奇跡の入荷。Tittyshaker人気盤。

Benny And The Bedbugs – The Beatle Beat

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Beatles cash in!! 個人的にはB面が良いと思う。

Van Trevor And The Saturday Knights – Louisiana Hot Sauce

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Great Diddley Pounder!! A面のBeatles cash同様グレート。

The Gilberto Sextet – Good Lovin’

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マドリッドのガレージ〜ソウル・シーンでのクラブヒット。Young Rascalsのあの曲がラテンに！　意外と思われるかもしれないけど、こういう音楽も好みです。

以上よろしくどうぞ！

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2012/05/10 · 11:59 PM

From Mad Mike collection 6

ちょっと間があいてしまいましたが、明日、新入荷の予定があります。というわけでウェブの方、チェックよろしくお願いします。

今回もしつこくMad Mikeでいきます。ほぼ連載化してしまったナンバリングのレコードについては一旦ブレイクしまして、彼が自腹で購入したと思しきサイン入りのレコードを紹介させていただこう。

Arthur GunterのExcello原盤。アーティストもレーベルも説明を加える必要がないほど有名である。しかしだからこそ、本盤が彼の手元にあったという事実に感動を覚える。オブスキュアなドゥ・ワップやR&Bダンス、そして珍妙なインストロだけがMad Mikeの個性ではないのだ。Nortonの編集盤3巻でセレクトされた楽曲など、Mad Mikeワールドの氷山の一角、ごく一部に過ぎない。アルバム3枚分で彼のなんたるかを理解出来たと思ったら、それは大間違いである。

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レーベルに綴られた文句のひとつひとつが素晴らしい。御馴染みの筆記体のサインの他、”DRiNKiNG RADiO”, “LiSTEN”, “GREAT!”といったフレーズが、ここでもかと余白いっぱいに書き込まれている。よほどお気に入りの楽曲だったのだろう。音溝に針を落せば、そのことが更に顕著となる。「シャー」「ブツッ、ブツッ」とノイズを含んだ音がするのだ。Arthur Gunter本人が歴史に刻んだ原音とはまた別の、歴史的な音が聴こえる。

このように地元ピッツバーグでノンヒットながらも、密かにMikeが愛情を注いだナンバーは数多く存在するはずである。彼のコレクションが散在され、全貌が明らかになることは不可能に近いが、その一片が解明出来ただけも良しとしよう。

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2012/05/02 · 11:28 PM

From Mad Mike collection 5

　二週間ぶりにMad Mikeのレコードの話題でも。
　ナンバリングのレコードについては、既に3、4と連続で紹介したので、枠付きのステッカーも少しは見慣れたんじゃないかと思う。

The Rock-A-Fellas – Night Party
　『Frolic Diner Vol. 3』収録なのでTittyshakerで括ってもよかろう。

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　しかし、この枠付きステッカーのスタイルも8000台にて終焉を迎える。そのまま続けりゃいいのに、何故なんだろう？　ステッカーの在庫が切れたのか？　いちいち文房具屋で買うのが面倒になったのか？　いや、違うのだ。
　改めて8724のステッカーをご覧いただきたい。ナンバーが枠いっぱいの状態である。そう、このレコードの登録管理者はナンバーが8000台を迎えた頃に気付くのだ。「もうすぐ桁数が一個増える。このままだと枠からはみ出してしまう。近いうち別の手を打たないとマズイ…」
　そこで発案されたのが、以下のスタイルである。ステッカーではなくテープとは良く考えたものだ。これなら長さにあわせて自由にカットが出来る。だがその前に、5桁が収まる長枠のステッカーはなかったのだろうか？とフト思ったりしたが、あればとっくに代用しているでしょうし、今の世の中みたいに商品のヴァリエーションが豊富でなかったのだろう。

Doug Wray – Goose Bumps
　ご存知Link Wrayの実弟でThe Raymenのドラマーのソロ作品。Link先生の諸作品で聴ける前のめりなドラミングも当然素晴らしいが、やはりこの人といったらRay Vernon – Hold Itでの狂おしいシンバルの連打に尽きる。あの時代のハードコアといっても過言ではない。それだけに、この笑い声のエフェクトは別の意味で衝撃である。

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　テープは一見マスキング・テープ（塗装用のヤツね）のようだが、リムーバブルな雰囲気はなく、表面がガッチガチに硬化している。無理に剥がそうもんならレーベルの紙が破れてしまいそうだ。
　以上のレコードにはMad Mikeのサインは無い。但し二枚目はOLD / GOOD / RADIO / F(=Fast)とメモが本人によって記されている。本作が発表されたのは59年、Mad Mikeがラジオ局のライヴラリーで手にしたのは64〜65年くらいではないかと思う。

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Filed under 45rpm, Mad Mike