The Sonics – Psycho


 急遽シンコー・ミュージックの月刊誌『クロスビート』でSonicsの取材を担当することになった。バンドの方は既にジャパン・ツアーの真っ直中だが、最終日の火曜、ライヴ前にメンバーと対面インタヴューを行う予定である。
 「嬉しい」を通り越して「感無量」である。なにせボクが50~60’Sの音楽に夢中になったきっかけがTrashmenとこのSonicsであり、彼らの存在なくしては、この時代のシングルを買い集めたりはしなかった。
 音楽リスナーを自認する頃からシングル指向があったにせよ、60年代に関しては右も左もわからなかったし、ましてやそんなマイナーな古いバンドのシングルを日本国内で手に入れるなど、現実的に不可能な行為だと考えていた。いつの頃だろうか、アメリカ産シングルに興味を抱き、一枚一枚買い揃えていくうちにひとつの目標が自分のなかに芽生えた。

「Trashmen / Surfin’ BirdとSonics / Psychoのオリジナル盤を手に入れてやる」

 Trashmenはアメリカに行った際、運良く見つけることが出来た。特別レアなアイテムというわけではないが、現物を手にした時は天にも昇る心地だった。一方Sonicsはというと、「Witch」はなんとか仕留められたが、「Psycho」はそれなりに時間を要した。折角メンバーと話す機会があるのだから、一問一答のなかに自分がSonicsに出会った経緯などのエピソードを交えようと思っている。とはいうものの、スムーズに進行出来るだろうか? 海外のアーティストの取材を数多くこなしてきたが、今回は思い入れが強過ぎて緊張しそうだ。Youtubeに最近のライヴ映像がアップされているようだが、敢えて見ていない。ストイックな姿勢で臨んで、当夜、興奮を一気に爆発させてやる。

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